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日本では1970年代までは、大衆車でも3ボックス型が好まれたこともあり、各クラスとも3ボックスセダンが販売の主流であったが、2度のオイルショックを経て大衆車では、スタイルよりも実用性が求められ、小型車の2ボックス化が進んだ。その間、従来の小型車は少しずつ車体の大型化と車格の上級移行が行われていった。1990年代に入ると、従来のクルマにはない付加価値が求められ、RVブームが起こり、SUV、ステーションワゴン、ミニバンの市場が一気に拡大し、オーソドックスなセダンの需要は縮小していった。2000年代には、コンパクトカー(ハッチバックやトールワゴン)とミニバンが市場の中心となり、依然としてセダンのシェアは低迷が続いており、あらゆる意味で死に筋化が進んでいる。
最近では税制の緩和やグローバル化による海外市場への対応、ボディの大型化により、2000cc未満クラスのセダンまで含めて3ナンバーセダンが増加し、5ナンバーセダンのラインナップは減少し、5ナンバーセダン市場から撤退するメーカーも現れている。
しかし、パトロールカー、社用車、タクシー、教習車といった業務用の分野では依然としてセダンの需要はあり、これらには専用のグレードや車種が設定される場合も少なくない。特に、規格に制約があるタクシー用(主に小型・中型料金向け)には信頼性や整備性、車体の旋回性能などに配慮したFRの5ナンバーセダンがトヨタ、日産から発売されている。
また、ドイツ車をはじめとした高級輸入車の台頭であるBMW・3シリーズやメルセデス・ベンツ Cクラス、アウディ・A4といったDセグメントクラスでは、ステーションワゴンがラインナップに加えられているにも関わらず、セダン人気が高いモデルがほとんどである。かつて輸入車に憧れた団塊の世代の需要、会社経営者層の”ビジネスシューズ”としての需要など、フォーマルなセダンである事を第一条件として挙げた場合に、同じ程度の排気量クラスでは国産車がほとんど残らないという状況も少なからずある。
なお、日本の市場縮小という要因もあってか日本メーカー、海外メーカー問わず海外市場では販売されているセダンが日本では販売されていない、あるいは日本メーカー車の場合逆輸入扱いになっている・・・という現象も珍しくない。
『ウィキペディア(Wikipedia)』参照
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